南投市(台湾)の木材市場の現況(2019)

南投市(台湾)は、台湾の中部にある南投県の省都です。
台湾では唯一の海に面していない内陸県で、南投市(台湾)は県の西部に位置しています。
元々南投県にはタイヤル族やブヌン族など原住民が多く住んでおり、地名も原住民集落が由来となっています。
南投市(台湾)は古くから林業が盛んな地域で、木材市場も活発でした。
近隣の地域では現在も木工も盛んに行われており、全盛期には欧米からクリスマスの飾り物の受注を受けていたほど、世界的にも有名な地域でした。
南投市(台湾)の林業が特に盛んだったのは、1960年代です。
特に車?は日本統治時代に作られた木材を運搬するための路線の駅があり、この地域から台湾の各地へ木材が運ばれていました。
また車?駅の周りには大きな製材所なども設けられていて、当時は活気があったことがわかります。
しかしその後の林業は衰退してしまい、車?駅も現在は観光地となっています。
ですが現在でも木工を扱った店舗や当時の風景を模型で再現した製材所もあり、観光地として楽しめるスポットとなっています。
南投市(台湾)の木材市場の現況は、最盛期である1960年代に比べると衰退しました。
しかし現在の台湾は林業に力を入れており、木材の自給率を上げるため政府から多額の補助金が出て活発化しています。
南投市(台湾)には林業の研究団体も設置されていて、こうした補助金が有効に使われれば林業も活発化して、木材市場の現況も変わるかもしれません。
ですが台湾の林業で現在問題となっているのは、日本産の木材です。
台湾は日本から木材を輸入していて、現地の木材よりも安いとして日本産が選ばれています。
日本人は日本の木材は高いと思いがちですが、台湾では安いという現象が起きていおり、住宅など様々な用途で使用されています。
南投市(台湾)がかつてのように林業が盛んに行われ現況の木材市場が活発になるためには、輸入される日本産の動向にもよると言えるでしょう。