もしも松下幸之助氏が木材市場を運営したら

松下幸之助と言えば今でも伝説として語り継がれる伝説の経営者です。経営の神様とも呼ばれており、カリスマ的な人気を誇ります。ただ人気があるだけではなく、独自の経営学と理念が今日でも、ビジネスの基本として大事にされています。松下幸之助は家電製品を発明し、一般消費者に安価な製品を普及させたことで知られていますが、ビジネスパーソンの間ではそれまでは、それぞれが経営者個人が個人的に施していた経営の発想を、樹立させた人だと評価されているのです。

 

そんな松下幸之助が今日もし木材市場を運営することになったら、どういったスタイルを選ぶのでしょうか。まず第一に松下幸之助の経営理論の基礎は、水道理論となります。水道理論とは松下幸之助が提唱したビジネスの鉄則であり、まるで水道のようにすべての家庭に家電製品を普及させ、蛇口をひねるだけで使える水のように、安価な電化製品を大衆に気軽に使ってもらおうとする理念です。

 

これを今日の木材市場に適応すると、高級な木材ではなく、松下幸之助は低価格で安定的な供給を意識した樹木をメインに取り扱うはずです。もちろん安全性と品質には最大限配慮します。更に松下幸之助は国内産業の発展を意識していた経営者です。国産の杉や檜や松などをメインに木材市場を供給する可能性が高くなります。

 

元々は高値だった国産の木材も大量に発注したり、特定の業者と随意契約を結ぶ事でコストを出来る限り下げて、大衆への安定供給を図るでしょう。いわゆる業務用の建材だけではなく、大衆が気軽に買える家具や雑貨向けの比較的コンパクトでローコストな資材を扱う、木材市場を開拓するはずです。

 

松下幸之助はフェアなビジネスを強く意識しており、公正な取引を実現する木材市場を運営するでしょう。もしアンフェアな取引をする専門業者が現れたら、同氏の運営する木材市場からは即時徹底を強いられる、経営者の神様として優しいイメージが強い松下氏ですが、不義には強い罰を与える、誠実な彼だからこそ厳しい一面もある木材市場となっていたと思われます。