もしもドラえもんが木材市場を運営したら

主人公が困っていると未来の道具を取り出して助けてくれる、ドラえもんはそんな頼れる存在です。不思議なポケットから取り出される未来の道具は、ありとあらゆる効果を持っています。空を飛んだり一瞬で遠くの場所まで行けるなど、道具を使えばどんな願いでも簡単に叶えられるのです。
そんなドラえもんがもし木材市場の運営を行っていたら、どうなるでしょうか。どこでもドアを用意すれば、外国産木材の輸入にかかるコストがほぼゼロになるでしょう。逆に国産材を海外に輸出する、という場合も同様です。需要と供給のバランスについて、頭を悩ませる必要はなくなるかもしれません。日本の木材市場が一気に盛り上がるようになり、林業も大きな注目を集めるようになるでしょう。
何でも任せられるというイメージがあるドラえもんですが、実は意外と主人公に対し、苦言を呈することも多くあります。道具を使えばすぐに解決できることであっても、努力によって何とかできるのなら自分で頑張りなさいという態度を取ることもあるのです。それでも主人公がごね続けると、ドラえもんは仕方がないなと諦めて何らかの道具を渡します。しかしそうしたエピソードでは、道具を上手く使いこなすことができず、結局後悔するというオチになることが多いのです。
そもそもドラえもんが主人公の家を訪れるようになった理由は、主人公を一人前の大人にするためだといわれています。つまり本人が成長してけるよう、サポートすることが目的なのです。このためどんなに便利な道具を持っていても、何でもやってあげる、というわけにはいきません。
仮にドラえもんが木材市場を運営していたとしても、やはり何でもかんでもやってくれる、とはならないでしょう。しかし現状の仕組みを変える施策を行うに当たり、トラブルが起きないよう様々なサポートをしてくれるかもしれません。簡単に上手くいくという形にはなりませんが、低リスクに市場を活性化することが可能となりそうです。