もしも徳川秀忠が木材市場を運営したら

もしも徳川秀忠が木材市場を運営するようなことがあれば、これはまずは綿密な調査をして、大きな問題が発生しない事を前提とした堅実な運営を考えるという事をするかもしれません。秀忠というとやはりお父さんの家康が必ず上に出てくるという事がありますから、この親の意志をどのように損ねないようにするのかという事を最優先で考えるという事をするように感じられます。
特に面白みは無いけれども大きな失敗をしないようにする運営方針だという事になるのかもしれません。だからといって、市場においては失敗をしないという事では無いのですが、方針として前向きというよりも、安全性を重視してリスクを最小限にするという事を考えそうです。
ただ、この考え方はビジネスという戦場では極めてリスクが高くなるとも考えられるので、あまり市場運営には向いていない可能性もあります。官公庁のトップとしてはある意味では理想的ではあるのですが、有象無象がひしめいていて、常に相手の隙をつこうという人がいる市場においては、このようなリスクを避けるという行為は、実は最もリスクが高い行為とも考えられるという事です。積極的に行動をしている人が実は最もリスクが低かったというような事は今では当たり前の常識ともなりつつあります。ですから、守りに入ることなく、攻めに出る事が出来れば、秀忠も上手く市場をコントロールすることが出来るかもしれません。実際に秀忠は無能どころか、家康の後を立派についで、バトンを家光に渡すという事をしているわけですから、この事を考えても彼がある意味では優秀であったという事は言えるでしょう。偉大な父の功績をその子供が無駄にしてしまったというような例はいくらでもある中で、秀忠はそのような事を感じさせる事もなく、無事に代替わりを成し得ています。そういう意味では安定した経営をする手腕も持っていると考えていいでしょう。実はかなり上手く市場をコントロールするのかもしれません。