もしも海王星で木材市場を展開したら(西暦2280年)

 

かつては、太陽系で一番外側にある惑星は冥王星とされていました。
しかし冥王星は2006年に惑星から除外され、現在は太陽系第8惑星の海王星が一番外側にある惑星とされています。
惑星としてはガスを主成分とする木星型惑星となっており、海王星には大地がありません。
そのため人類が移住するのは無理で、木材市場を展開する未来も考えられないでしょう。
もし海王星に木材市場を展開できると仮定するなら、さまざまなことが考えられます。
海王星は太陽から最も遠い場所にある惑星のため、温度は低くなっています。
そのため地球の植物が育つ可能性は低く、木材市場で取引する原木を現地で調達するのは難しいでしょう。
そうなると地球から輸送する必要がありますが、現在のスペースシャトルの速度で海王星に向かうと、片道で17年から18年もかかります。
17年から18年で行ける距離というのは、広大な宇宙空間で考えればかなり近い距離です。
しかし人間で考えると、生まれたばかりの赤ちゃんが高校を卒業するまでの年数になります。
人生の4分の1から5分の1程度になりますから、人間の感覚では近い距離とは言えません。
17年から18年かけて木材を輸送しその後地球に帰還することまで考えると、輸送費だけでもかなりの高額になるでしょう。
またスペースシャトルに積み込める量にも限りがあるので、海王星の需要をすべて満たすためには一度に多くのスペースシャトルを発信させなければいけません。
こうなると海王星で展開されている木材市場の相場は、地球とは比べものにならないぐらい高額になると考えられます。
こうした推測は、あくまでも現在の技術を基準に考えた場合です。
今は無理と思われる海王星に木材市場を展開できるほどの技術があるなら、スペースシャトルの航行速度も上がりますし、積載量も増えるでしょう。
本当に木材市場を展開できる頃には、今の海外に輸出する感覚で輸送できるかもしれません。

 

 
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