台湾に対する木材輸出の注意点(2019・令和元年)

 

近年台湾との木材貿易については増加傾向にあります。日本からは木材が輸出されて、台湾で木材建築に使われるというようなことも起きていて、特に心配することはないと思う人が多いかもしれません。しかし木材輸出の注意点としては、今後の成長性を考えておくことが挙げられます。また中国との関係性についてもしっかりと考えておかなければなりません。比較的日本に対し友好的な貿易をするにあたり、ある程度の信頼関係を築きやすい国と言えます。しかし人口に関しては、日本と比較した場合比較的規模が小さく、人口は2300万人という規模の小さなです。また世界からは独立国として認められていないという問題点もあるため、いつ何かしらの問題が生じるかわからないというところが現状です。日本は台湾のことを独立国として認めたいという考えがあるかもしれませんが、ここに中国がかかわってくることになるため、面倒な問題に発展してしまいます。現在のところ中国は台湾のことを自分の国だと考えています。そのため中国が台湾のことを独立国と認めることは考えられないでしょう。当然のことながら貿易にも深くかかわってくることになるので、なかなか難しい問題といえます。日本が台湾との貿易市場を拡大していった場合には、当然のことながら中国側が何かしらの横やりを入れてくることになります。これにより日本から台湾への木材輸出にあたり、何らかの規制が設けられるようなことも考えられるでしょう。独立国として認められていた場合には、このようなやりとりに関しても無視することができるかもしれませんが、世界からも認められているわけではなく、日本もこの状態から抜け出そうとする気配もありません。貿易と政治はかかわりを持たないのが理想ではあるものの、そうはいかないのが台湾との関係といえます。この問題点を変えようと力を入れた場合には、反対に中国との関係が面倒なものになり、国際的な問題に発展することも考えられます。慎重に交易を重ねていくことが大切だといえます。

 

 
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