インドとの木材貿易の将来性について(2019・令和元年)

 

インドの経済成長率は今後も伸び続けていくと言われ、世界でも将来性が高いといわれている国です。
そのため木材貿易に関しても、その他の製品と同様将来性が高いと思われるかもしれません。
インドにおける木材や木材製品は、国産材が主流です。
木材・木材製品の輸出は禁止されていて、輸入に関しても1992年に自由化されるまで難しい状況にありました。
そのためインド国内では国産材が主流になり、輸入された海外産は少ない状況になっています。
しかし1992年に輸入が自由化されて以降は、徐々に海外産が増加傾向にあります。
原木や半製品の輸入関税は過去数十年の間に大きく削減されたのも、木材貿易が活発になっている理由です。
輸入が自由化されて以降、日本からインドへの木材輸出も活発になっています。
経済成長が著しいインドは、今後も都市部を中心にビルやマンションの建築ラッシュが期待されます。
建築ラッシュが期待できるなら木材の需要も高まると考えられるので、自由化された現在なら海外からも大きなチャンスがあると考えられるでしょう。
国産材の輸出拡大も期待できるので、インド国内の木材市場は非常に高い将来性があると考えられます。
しかし将来性が高いと考えているのは、日本だけではありません。
その他の国や地域も高い関心を示し続けていて、国産材にとって有利な状況にあるとは言えない現状です。
強力な木材貿易のライバルたちも同じように将来性のある市場を狙っているので、選ばれる魅力的な商品を用意しなければいけません。
上手く取り込むことができれば日本の木材市場にとっても良い影響をもたらしてくれますが、取り残されると不利な立場に立たされてしまい、世界的な木材貿易からも後退してしまうでしょう。
将来性の高いインドで成功するためには、現地への投資を欠かさずルートを作っておくことが重要です。
日本の木材貿易にとって、インドの重要性はますます高まっていくでしょう。

 

 
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