チェンナイ(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

 

チェンナイは、インドの南端にありタミル・ナドゥ州の州都です。ベンガル湾に面しており、国内有数の港が集中する江南としてでもあるため、昔から貿易が発達し、近年では生産や輸出の拠点として多くの外国企業が進出してきています。
チェンナイの木材市場の現況を見ていくことにしましょう。まず、インド国内全体の動きとして、インドはここ20年来非常に高いペースで経済が発展してきました。その成長率は中国に次ぐものであると言われており、爆発的な人口の増加とともに国内に好況をもたらしてきました。国内が好況となれば、当然ながら建築物に対する需要も増えます。国内のあちこちで住宅や工場の建築が進められれば、当然ながら木材の需要も大幅に増加します。
次に、チェンナイ特有の事情を見ていきましょう。先ほども述べたとおり、チェンナイは港湾都市として発展を遂げており、諸外国が工場などを次々に建設しています。工場が建てられれば当然そこで産業が発展していきます。産業の発展には木材の需要が欠かせません。それとともに、現地で働く人々が必要になります。そのため、チェンナイでは働き手が不足するなどの状況が続いており、チェンナイ市民の生活水準や収入の水準は著しく向上しています。生活水準が上がるということになれば、当然住宅に対する需要も高まってきます。そのため、チェンナイでは木材の需要も一気に高まり、近年まれにみる好況な状況となっています。
その他にも、インドは過去の歴史的背景からヨーロッパなどの諸外国への輸出が盛んに行われています。これは、インドがインド洋に面しており、貿易に関する能力が昔から発達してきたことがあげられますが、この高い貿易力を生かして今後も引き続き木材や木材製品の輸出が続いていくと思われます。そうなれば、当然チェンナイをはじめとして国内の各地域の木材市場は活性化することが予想され、2019年度も引き続き高い水準で取引がされるでしょう。

 

 
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