プネー(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

 

プネーはデカン高原にあるインド・マハーラーシュトラ州の都市のことです。インドは昔は自給自足的な体制で進めていましたが、経済の発展によって資源を輸入して加工を行い、加工した製品を国内で消費したり輸出を行ったりと開放的な経済体制を整えています。インドにとって森林に関する政策は大きく、昔から幾度も変革をしてきました。

 

農業開発をするために森林を開拓していき、森林減少が大きな社会問題となり、保護のための政策をとったり、インドにとっての森林はそれほど重要なものです。木材市場としては、自国で採取した木材はほとんどが家庭で薪炭用として使われており、加工して製品にされている割合が少ないのが現況です。これは1985年から今までかわっておらず、インドが抱える問題の一つと言えるでしょう。

 

インドでは国の政策により、国土の3分の1は森林におおわれているようにしなければならないと法改正をされました。そのため、伐採を頻繁に行い、それを加工して輸出をすることが難しいです。ほかの国から輸入をして加工を行うか、国林から保護されている場所以外から伐採や人工林から木材を調達して、消費や加工を行っています。

 

輸出するための製品加工の原材料である丸太はほとんど輸入をしてから、国内工場で加工しています。そのため、輸入量は年々増加しており、1991年から比較をすると輸入量は2009年で6倍に増加してます。インドの森林被覆率は政策によって維持されているので、世界的には被覆率が低下している現在でもインドだけは被覆率が上昇傾向にあります。

 

インドは人気の国でもあり、人口が増加しており、自国での建築素材の増加やものづくりとして木材の利用が多くなってきています。自国の森林を保持するためにも最近では、輸入をして加工を行い、輸出をする流れを作って、できるだけ自国の木材を使わないようにしています。森林保護のバランスと経済につかうための原材料の確保が課題と言っていいでしょう。

 

 
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