ジャイプル(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

 

ジャイプルは、ラージャスターン州の州都で人口が300万人を超える都市です。歴史的な建築物でも有名で、全長が10キロメートルを超える赤い城壁に囲まれ、別名「ピンク・シティー」とも呼ばれています。州の中ではさまざまな貴金属や宝石が豊富に取れるため、ジュエリー産業が盛んです。また、町中では様々な産業が栄えていますがジャイプル証券取引所が存在していることもこの都市の特徴と言えます。
それでは、次にジャイプルの木材市場の現況を見ていくことにしましょう。まずは、国内全体の動向についてですが、インドではここ20年の間に経済がものすごい勢いで発展してきました。中国が世界第一位の高い経済成長率を誇ることで有名ですが、実はインドはその中国に次いで第二位の高い経済成長率を保っています。そのインドの高い経済成長率を支えてきた一つの要因が、インドの人口の急激な増加です。元々、人口の多い国ではありましたが、ここ数年で爆発的に増加し、ついにはあの中国を抜き去って世界第一位の人口を擁するようになりました。人口が多くなればそれだけ国力が増加します。インドは歴史的な背景から、これまでヨーロッパなどの諸外国に対して盛んに貿易を行ってきましたが、好調なヨーロッパ経済に支えられてますますインドの貿易も拡大していきました。また、インドはIT産業に力を入れてきていましたが、最近のインターネットの普及によりインドは全世界から、そのテクノロジーに注目の目が注がれています。インドのテクノロジーを吸収しようと、あちこちで海外企業が進出し工場やビルを建築しています。ビルが建築されれば、それだけ多くの木材が必要となります。これは、ジャイプルをはじめとする国内全体の流れです。また、産業の発展に伴い、国民の暮らしも随分と豊かになりました。その結果、多くの国民が住宅を建設するようになり、住宅建築のための木材の需要も一気に高まりを見せています。

 

 
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