コーチ(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

 

コーチはインド南部のケーララ州にある主要な産業都市です。街の人口は60万人ほどですが、周辺地域を含めると212万人もの人々が暮らしています。コーチには南インドにおける重要な貿易港があります。主な産業は観光業と建設業、肥料や化学などの製造業や造船業などです。州内には唯一の株式市場やインド海軍の司令部があります。さらにインドでは最大規模となる製油所も存在します。コーチは14世紀からアラビア海に面する重要な港町として栄えました。当時は主に香辛料貿易が盛んでしたが、1503年にはポルトガルによって占領されます。コーチはヨーロッパによる最初のインド植民地です。ヴァスコ・ダ・ガマは3度目となるインド洋航海の途中である1524年12月にコーチで病死しています。1530年にはゴアに拠点が移されましたが要塞は存続しました。その後はオランダやマイソール王国、イギリスなどによる支配を受けることになります。ケーララ州はインドで初めてIT特区が作られました。またティルヴァナンタプラムはインドにおける宇宙開発の発祥地でもあります。州内は識字率がほぼ100%となっており文化水準が高いだけでなく治安も良好です。平均寿命はインド国内でも最も高く、公衆衛生も進んでいます。州内には3340万人もの人々が暮らしており経済活動が活発な地域です。コーラだけでなくケーララ州全体では住宅などを建設するため木材に対する大きな需要があります。木材市場の現況は上昇傾向が続いています。今後も経済発展が続けば木材市場の相場は上昇し続けるものと予想されます。ケーララ州は古くから貿易などで栄えた地域です。現在も海運業や造船業が盛んで、インド最初の国産空母ヴィクラントもコーチの造船所で造られました。政府の電子化も進んでおり、人口増加率は家族計画政策によって適切に抑えられています。経済が発展する諸条件を備えた地域なので、今後も順調に経済規模を拡大すると予想されます。木材市場も好調に推移すると考えられています。

 

 
トップへ戻る