マドゥライ(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

 

マドゥライを含めてインド全体の木材市場の現況を考えると、急激な経済の活発化によって影響を大きく受け、木材の価格が高騰しているといえます。インドは今後さらに人口が増えることが予想されており、それに伴って建築ラッシュが発生するのではないかということが十分に想像できるのです。その結果として、建築に必要な材料である木材の利用がより増えていくだろうと推察されます。それに加えて、近年では増え続けている工場や自家用車の排気ガスおよび光化学スモッグなどによる影響で、特に地方に酸性雨が降ることが多くなっているのです。山々で育っている樹木が枯れてしまうといった深刻な被害が発生しており、より木材の価格が高くなるといえます。
これらを深刻に捉えたインド政府では、国内のみならず国外からの輸入も検討しているのです。主に2017年頃から政府は市民のボランティアを募り、山々に木を植える活動を積極的に行っています。国内での植林活動を活発化することで、どうにか木材市場が衰退することを避けようと政府も必死になって対策を講じているのです。こういった政府主導による活動が功を奏して、今後は木材市場の価格高騰化も収束する可能性が高まっているといっても過言ではありません。
それと同時に、日本を始めたとした他の国々からの輸入が増加傾向にあるのも事実です。建築材料としてだけではなく、既に加工されて商品となった家具なども幅広くインドより輸入しています。インド国内で高値で買取することができる木材の種類は杉や桧などといったもので、熱帯雨林地方が多く存在しているインドではなかなか手に入れることができない種類となっているのです。マドゥライを始めとしたインドでは、排気ガスや光化学スモッグなどの環境問題によって、国内の木材が大きな被害を被っており、その結果市場全体が縮小傾向にあるために輸入品の価格が高騰しているといえますが、今後は改善していくように政府による対策が行われています。

 

 
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