パトナ(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

 

パトナはインドのビハール州にある都市であり、同州の州都として知られています。インドの他の都市の例にもれず、人口をたくさん抱えている都市の1つとなっています。人口増加の波は現況においてもとどまっておらず、今後もますます増えていくことが想定されており、それに伴って増しているのが建設木材への需要です。人口が増えればもちろん住宅を建設するための木材を必要とする方が増えます。木材需要はどんどん高まっており、日本からの輸出を望む声も徐々に聞かれ始めています。日本の木材メーカーとしては輸出先の候補として、パトナなどのインドの各都市を挙げることは意味は大きいと言えるでしょう。ただし、日本の異常気象などにより、木材の生産コストが上がっていることには注意しておく必要があります。

 

木材市場の状態を考える上では輸出だけでなく、輸入に関しても着目しておくことが重要となります。インドは人口増加の一途をたどっていますが、人気の職業には偏りがあります。パトナなどのインドの都市で人気となっている職業はIT関連の仕事です。林業などの第一次産業の従事者はあまり増えていません。その結果、木材の生産量が徐々に減り始めるのではとも考えられています。ゆえに木材輸入量は増加しており、日本からの輸出量も増えている傾向があります。

 

このように需要に対して供給量が間に合っていないのがパトナの特徴ですが、東南アジアにはインドへと輸出を行っているメーカーが多々あります。その中で木材市場でイニシアチブをとっていくためには、日本産の質の高い木材の良さを生かしていくことが大切です。パトナには良い木材であれば、高価でもかまわないというスタンスの方が多くいます。安さで勝負しようと考えたとしても輸送費などの問題でなかなか難しい部分があります。それゆえに木材の品質や多様性などを押し出していくことが、木材市場の中で存在感を発揮していくためには重要と言えるでしょう。

 

 
トップへ戻る