カンヌール(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

 

カンヌール(インド)の木材市場の現況は、前年と比較して大きな変化はないですが林業は成長しています。
カンヌール(インド)がある州は、アラブ海に面しているインドの南西部にあります。
州は細長く年間を通じて穏やかな気候で知られ、最高気温は30度前後で最低気温は20度以上です。
モンスーンの影響で運河も多く、水の都でもあります。
食品加工やバイオテクノロジー、ナノテクノロジーなどの産業でも有名ですが林業にも力を入れています。
ユニークな森林保全策が適用されていますが、林業経済においての研究成果は少ない状態です。
森林と林業に関する研究は熱心に行われています。
イギリスが統治していた頃から森林政策が打ち出されていたので、最初の森林法の制定は日本よりも早いです。
独立してからは森林の保全が中心になり、林地は転用の制限が続きます。
転用制限がある一方で、指定部族には利用権が認められています。
1990年代に共同森林管理が導入されたことで、森林を取巻く環境はよくなり多くの雇用も創出します。
日本の企業も先住民のための植林プロジェクト形成調査を行っています。
森林と土壌の専門家が現地へ派遣され植林候補地になっている土地を調査しましたが、調査データは貴重な基礎データとなります。
地域住民が主体的に植林地の管理を継続できるようになれば、地域住民の経済状況も安定し自然環境も保全できます。
州には森林研究所があり、人工林からチーク材を加工しています。
インド市場において、木材や木材製品は多くが国産品です。
木材産業の資源のだ言う文を森林外樹木が占めています。
木材商品は製材工場や建具産業が約3割で、製紙産業とパルプ産業も約3割です。
残りの4割りは合板やボードが占めています。
合板とボード産業は規模が大きいものの、組織化されてない会社も多いです。
合板もボードも大量に消費され、家具や住宅の製造に使われています。
木材製品が売れれば、それだけ木材に携わる世帯を支えることができます。

 

 
トップへ戻る