ジョードプル(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

 

晴天が年間を通じて多く見られることから「サンシティー」(太陽の都市)との愛称を持つジョードプルは、インド北西部ラージャスタン州にある大都市です。人口はおよそ130万人で、州内第2位の規模を誇っています。旧市街を中心に、外壁が鮮やかな青に塗られた家屋が広がる光景から、ブルーシティと呼ばれることもあります。長さが10kmにもおよぶ城壁で囲まれた城塞都市の側面もあり、古くからの歴史を感じられる雰囲気は観光客にも高い人気です。
それらのように観光面での注目を集めているジョードプルですが、130万の人口の大都市でもありますので、商業的にも周辺からの資本が流入し活況を呈しています。ジョードプルやその近郊の建物は、歴史的に石造りであることが多く見られますが、近年の人口増加に伴い木造の集合住宅の供給も進んでいます。インド政府の推進政策にもある通り、人口増加に対応するための住宅建設を更に推進していくため、関連産業に関する振興策が取り入れられるようになっており、資材関連についても供給不足傾向にあることから、木材市場は比較的堅調に推移中です。人口密集地であり、平均所得水準がやや高い北部であることから、現況は旺盛な需要に支えられて木材産業が活性化している点が特徴です。
ジョードプルとその周辺地域には、インド国内の他にも隣接国からの豊富な労働力が流入していることもあり、人力での作業が必要な木材産業にも多くの人々が従事しています。取引が活性化していることもありますので、要チェックな市場であることに違いないでしょう。一方でインド政府は国外からの木材輸入を禁じており、自国内での精算を保護すると共に、森林面積の増加にも力を入れて推進している点も必要な情報です。ジョードプル周辺の木材市場は、歴史の古い都市だけに比較的保守的な部分も見られ、国内企業の動向が最も木材市場を左右する現況です。今後の需要予測や経済活動の発展との兼ね合いで投資時期を見極めていくことをおすすめします。

 

 
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