コッラム(インド)の木材市場の現況(令和元年・2019)

 

コッラムはインドのケーララ州に属する都市で、クイロンやデーシンガナードゥとも呼ばれます。マラバール海岸でも重要な都市で、パーンディヤ朝の支配下にありました。1275年にはマルコ・ポーロが訪れ周辺地域を旅しています。さらに1517年になるとポルトガルがコッラムに城を建築しました。1661年にはオランダがこの地を占領して貿易の拠点とします。その後はトラヴァンコール王国によって占拠されますが、1795年にはイギリスの支配下となりました。ケーララ州はインドの州の1つであり、南インド地方を構成します。人口はおよそ3340万人で識字率は90%以上となっています。東京都の3倍近い人口を抱えており文化水準も高く、経済活動が活発な地域です。ケーララ州にはインドで最初にIT特区のティルヴァナンタプラムテクノパークが作られました。このIT特区はインドで最初に作られただけでなく最大の規模を誇ります。またティルヴァナンタプラムはインドにおける宇宙開発の発祥地です。電子政府化も進んでおり、インドで初めて完全にデジタル化された州となっています。ケーララ州は識字率が非常に高く優秀な人材が多い地域です。さらにインドでは初となる家族計画政策が行われており、人口増加率が適切に抑えられています。治安も非常に良く、インドにおけるユニバーサルケアの先駆けでもあります。平均寿命が同国内で最も高く公衆衛生が進んでいるため、世界保健機関とユニセフから表彰されました。ドバイ政府とはIT都市スマートシティ・コーチの建設で協力しています。そのためドバイに出稼ぎに行くインド系住民の過半数は同州の出身とされます。コッラムのあるケーララ州は経済活動が盛んな地域です。建築資材などとして使うため、木材に対する大きな需要があります。木材市場の現況は非常に好調で、相場は安定しています。経済発展とインフレは続いており今後も相場は上昇傾向を維持すると予想されます。

 

 
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