ランソン(ベトナム)の木材市場の現況(令和元年・2019)

 

ランソンはベトナム北東部にある町です。この町は中国との国境に位置しており、ハノイからは鉄道で150qほどのところにあります。交通と商業、軍事上など様々な要素の絡み合う要地とされています。かつては国境の付近にポーキサイト鉱脈が多く発見されたこともあります。

 

ここの木材市場に大きな影響を与えているのが中国です。ランソンから中国までは非常に近いため、すぐに輸出入をすることが出来ます。かつて中国は一人っ子政策により、人口が減少するという状況に近づいていました。しかし、その一人っ子政策は廃止され、現在では再び人口増加の傾向があります。人口が増えるに伴って建材が必要となります。それゆえに木材への需要も高まっており、木材市場も盛り上がりを見せているということです。現況を分析するにあたって中国の人口増減のことを調べておくことは、非常に有効と言えるでしょう。

 

ランソンの木材市場の輸出面はチャンスがあると言えます。人口増に伴って建築材への需要が上昇傾向にあるからです。中国では今後オリンピックなど大きな国際大会が予定されており、そのスタジアムなどの使う建材が必要とされています。日本から中国向けに木材を輸出することは有効と言えるでしょう。一方で輸入には注意が必要となります。ランソンで生産された木材はベトナムだけでなく、中国でもよくつかわれています。日本など遠方への輸出は実施されにくい傾向があります。輸送費などを踏まえてもあまり有効とは言い切れないのが実際のところです。どうしてもランソンの木材を手に入れたいという場合は、なるべく現地での価格を調査した上で選択することが重要となります。東南アジア情勢は変わりやすいので、現地の様子を調査しておくことがポイントと言えます。ランソンはベトナムの中でも主要な街の1つです。東南アジアの経済において大きな役割を果たしており、木材市場もその影響を受けています。経済発展を支える町として、木材を積極的に生産している部分もあります。

 

 
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