三重県桑名市における木材市場の現況(2019・令和元年)

 

三重県桑名市の輸出量で上位を占めるのが木材ですが、ただ現在の三重県桑名市の木材市場の現況はあまり良いものではないです。三重県桑名市で取り扱われる木材というのは三重県の内陸部と滋賀県と隣接する立地条件の良さから、東海地区全般の住宅やお城建築をする際に用いられています。そんな三重県桑名市産の木材の利用数も減少傾向にあるのは、全国でも問題になっている後継者不足が尾を引いているのです。三重県桑名市に限らず、全国の地方で問題になっているのが10代から40代の若い世代がすべて都市部に働きに行ってしまう状態になります。この状態になると山林の土地を有していた地主は定年を迎えて、若い世代に譲りたいと思っても渡す相手がいない状態になっているのです。さらに鉄骨造りの家の需要の増加や景気低迷により山林の維持管理費が高くついてしまい、産業にとって最も重要な安定した収入源に成り得ていないのです。しかし木材を適度に間伐しないと、根が土の中で生い茂りすぎてしまい環境が悪化してしまいます。その状態になると木々が弱ってしまい東海豪雨のような大雨が降ると土砂崩れを起こすリスクを増やしてしまうだけでなく、弱った木々では木の実やキノコが生えづらくなるので獣が人里に降りてくる害獣被害も増やすことになるのです。そこで木材市場の現況を変えて未来に残すために、若い世代が参入しやすいように新しい取り組みを始めています。木材の一番の使い道は住宅建築ということに変わりないため、そこで利用者数を増加してもらうために産地認証制度というのを設けているのです。これは三重県で採取された木材を使った住宅などの建築物を建てたときに、建築が終わった後に使用したことを証明すると補助金が受けられる仕組みを作っています。さらに隣県の愛知県や関西地区と連携をして、間伐材を使って棒本壁を作るそしてバイオマス燃料の促進などの対策が講じられているのです。このように利用者数を増やす取り組みが進めば、おのずと安定した収入のある産業となるので後継者不足を解消するのに役立ちます。

 

 
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