三重県志摩市における木材市場の現況(2019・令和元年)

 

三重県志摩市おいて森林が占めている割合は、行政区域の58パーセントとなっています。内訳を見てみると私有地が占める割合が83パーセントとなっていて国有や公有の森林が比較的少ないのが現況です。今までの三重県志摩市で進められてきた林業は気候や交通、風土などと言った社会的な条件と自然条件の両方に恵まれてきた経緯がありました。そのことによよって杉やヒノキといったニーズが高いが育てるのが困難な品種であっても問題なく育ち、日本全国の中でも屈指の林業の盛んなエリアとして発展してきたのが現状です。

 

三重県志摩市で木材市場が活性化していることに関係して、IT業界のシリコンバレーと同じように木材を扱っている会社が集まって運営しているエリアも三重県内にはあるほどですが、かつての勢いを失っているというのが現況になります。その訳は全体的に日本の景気が悪化している根本的な原因以外にも、海外からの木材がたくさん入ってくるようになったことです。他にも木材を生産するためのコストが高騰していたり、野生動物から被害を被ったりしたことが影響を与えていて利益を確保することが出来なくなってきており林業に従事する人の士気が下がっていることも原因となっています。

 

林業に従事している人の士気が下がっているということは、土地を持っているオーナーも所有することに意義を見つけられなくなることに繋がるのです。若い年代の人たちにとっても、木材市場に参入して仕事を行う意欲が失われることになります。このように様々な方たちが森林に手をかけなくなったことによって荒廃してしまい、間引きすることが出来なくなっている上に自然災害による被害は、そのまま放置されている状態です。そのため木材市場を、もう1度元に戻すのも高額な費用が発生することになります。

 

そのため三重県志摩市が行っているのが、木材市場を育成から加工に至るまでの作業を一貫して行うことが出来る体制の方に切り替えていくというものです。このことにより、2019年からは少しずつ森林に手が入るようになっていくというのが現況になります。

 

 
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