秋田県横手市の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

秋田県横手市は秋田県の東南部にある自然の豊かな市です。県庁所在地である秋田市を除いて、人口が県内で10万人を唯一超えており、同県を支える産業の中心地といえます。そんな秋田県横手市における2019年の木材市場は、月ごとにさまざまな推移を見せているのが実情です。
たとえば1月の段階では、一部で応札がないものもありましたが、基本的には完売しているので好調だったといえます。ただし民有林に関する出材が増えた影響もあって、相場が少し下がるという傾向が見られました。小径木については相場は下がっておらず、虫食いなどのある劣材にも高値が付きました。径級にもよりますが、原木の不足が和らいできたという見方もされています。2月に入っても民有林に関する出材は増えており、原木をキープできている製作所も多い状態です。そのため、基本的には相場は少しの下落を見せる形で変動しました。しかし、県外からの参加による影響で、ブナなどの広葉樹については引き合いが強まったので、やはり劣材も入れて取引価格は高水準です。
この流れは2019年の間はしばらく続くと見られていました。実際、3月にも量産可能な工業が原木の在庫を抱えておいることから、大部分の径級において相場が緩やかに下がっています。もちろん材質ごとの評価により価格は変わりますが、22cmまでなら約1平方メートルあたり11000円ほどで取引されました。28cmまでなら約13000円まで跳ね上がり、それ以上の34cmならまた約11000円まで下がるというのが当時の相場観です。劣材などに関しても完売したこで平均的な落札は9割となりました。4月も同様の下がり傾向を見せましたが、5月に見せた動きは少なくほぼ変動は横ばいの状態です。6月にまた下落しましたが、7月になってから変化があり持ち直すことになりました。現況としては製作所の抱える在庫が減ったことから、どの径級もわずかに価格が上がっています。

 

 
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