秋田県由利本荘市の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

秋田県由利本荘市の木材市場の現況は、木材需要量に大きな変化がなく平年並みに推移しています。製材需要が一番割合を占めており、建築用材で使用されることが多いです。新設住宅着工数はまだまだ伸びが見られますが、木材を使用した住宅の伸び率はそれほど急激ではありません。戸建住宅の中でも平屋や2階建てくらいまでであれば木造を選択する人たちも多いですが、3階建て以上や2世帯住宅、アパート等の共同住宅ではRC造やSRC造の割合が多いためです。歴史的建造物の修復作業なども今後活性化してくれば、流通量が増加して現況に変化が現れる可能性を秘めています。

 

海外からの輸入量があまり増加しない中、燃料材としての木材需要がわずかながら伸びがあります。木材バイオマス発電事業などが、わずかながら活性化しつつあることが関連しているためです。間伐材の使用がこれまで大部分を占めていますが、需要が増えれば専門的に取引が発生し拡大する可能性があるでしょう。秋田県内にもすでに稼働している発電所と、これから着工稼働を予定している施設などがあり、燃料材の需要が伸びる可能性があります。東北地方でまだ構想段階のところも多いため、将来伸び率が期待されます。

 

エコの意識が高まっていて、ペーパーレスが当たり前になっていますが、パルプやチップとしての需要に大きな変化はありません。ただ日本各地で林野の整備が不十分な地域があり、木材需要量に対応できなくなった場合、秋田県由利本荘市の木材市場の現況にも大きな変化が現れる可能性があるため、注視していくことが必要です。今後自然災害が増え、地震や台風に集中豪雨などにより建物への被害が増加した場合には、製材用材の需要が増加する可能性があります。だからこそ普段のときに、安定した木材市場であることは重要です。

 

農業分野での利用も安定しているため、秋田県由利本荘市の木材市場の現況として需要割合の大きな変化はなく、安定しています。

 

 
トップへ戻る