秋田県北秋田郡の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

12秋田県北秋田郡は人口約2,100人(2019年6月時点)、上小阿仁村を含む秋田県の群です。群域(村域)は南北に細長い形をしており、秋田県の中央部に位置するエリアです。南部には標高1,170mの大平山が聳え立ち、群域の大半は山間部で集落があるのは北部の一部の場所のみです。秋田県の市町村の中では最も人口が少ないこと、最も高齢化が進んでいる場所などからも過疎化や空洞化が住んでおり、木材市場の現況も良いとはいえません。

 

少子高齢化に対応する目的で、秋田県北秋田郡では子宝祝い金制度を実施しており、第1子が生まれると出産一時金として5,000円、第2子が生まれると50万円、第3子では100万円で第4子以上では200万円の出産時一時金を提供しています。また、第3子や第4子が村で生活を続けている場合、6歳までの間は毎月1万円の支給が行われるなどの取り組みを行っているのが特徴です。

 

秋田県北秋田郡は有数の木材産地だといわれており、原木からは様々な製品加工が行われる、製品市場や木材問屋を経て流通が行われます。山の中で伐採された原木は製材工場に搬入が行われる、原木の皮を剥ぐため皮剥き機にかけてバンドソーと呼ぶ帯鋸盤にかけて柱角や板類などに加工が行われます。これらの作業を行う工場は北秋田地域の中に多数点在しており、木材市場の活性化が行われていることがわかりますが、年々高齢化が進む秋田県北秋田郡は林業をやめてしまう人も少なくないようです。

 

秋田県北秋田郡には大平山を源とする小阿仁川が南側から北側に向かって流れており、その途中には大きなダム湖があります。杉沢上小阿仁線の県道129号線は西側に隣接する南秋田郡五城目町からのアクセス道路でもあり、ダム湖から北に向かうと集落がある場所に行くことができます。杉沢上小阿仁線は木材を運ぶための林道でもあり、運搬用のトラックが利用する道路です。決して林業が盛んな場所ではありませんが、環境そのものは林業に適している場所といっても良いでしょう。

 

 
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