宮崎県日南市の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

宮崎県日南市は、県の南部に位置する人口約51,000人(2019年6月時点)の市で、九州の小京都とも呼ばれている飫肥や風光明媚であり鬼の洗濯岩でも有名な日南海岸国定公園を持つ、歴史および自然が豊富にある観光地です。ちなみに、飫肥は宮崎県日南市の中央部に位置するエリアで、飫肥城を中心にした伊東氏飫肥藩5万1000石の旧城下町、昔ながらの街並みは訪れる人々になつかしさや癒しを与えてくれるなどの景観を持つ場所です。また、江戸時代からの武家屋敷や寺町・町人町など古くからの街並みがそのまま残されていますし、市街地の八番通りや大手門通りなどは文化財保護法に基づいた重要伝統的建造物群保存地区に指定されているなど、次の世代の人々に残すための取り組みが行われています。

 

当エリアの主な産業が農林水産業などからも、宮崎県日南市の木材市場の現況は、市域面積の大半が森林を含む産地などからも活性化された木材市場のイメージが強いのですが、高齢者の割合が年々増加傾向にあるなどからも場所によっては深刻な問題を抱えているケースがあるようです。高齢化に伴い山に入ることができなくなる、後を継ぐ者がいない場合などでは山林が放置されてしまうことも少なくありません。ただ、宮崎県日南市の自治体では、森林所有者に対する情報や飫肥杉材などの利用に関する施策成果報告書など、林業に関係する情報を発信しており、木材市場も活性化されているといっても過言ではないのです。

 

宮崎県日南市では飫肥杉材などの地域材利用の促進や豊かな森づくりに関する条例を平成25年4月に制定しており、公共建築物をはじめ民間の住宅や木工製品・バイオマスエネルギー・観光など、様々な分野の中で飫肥杉材を含む地域の木材利用の推進を図っており制定以降は毎年施策成果の報告を作成、これを宮崎県日南市の公式ホームページで閲覧ができるようになっているなど市や県が率先して林業についての問題を解決しようとする試みを行っているのが現況です。

 

 
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