宮崎県日向市の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

宮崎県日向市は、県の北東部に位置する人口約60,000人(2019年6月時点)の市です。東側は日向灘に面しており、温暖な気候で降水量が多い、日照時間は全国トップクラスなどの特徴持つ場所です。市域の北東部は細島港と呼ぶ港がありますが、こちらは人工的に作られた港ではなく天然の港、自然が入り江を形成してその奥に細島港があります。さらに東側に向かうと日向岬があり、ここには願いが叶うクルスの海や馬ヶ背などの観光スポットです。南北にJR日豊本線が通っており、鉄道路線と東九州自動車道がほぼ並走して通っていますが、こちらの道路よりも西側は山が迫るエリアでもあり、市域の大半は林業に最適な森林を形成しています。

 

宮崎県日向市の木材市場の現況ですが、1985年の人口のピーク以降は僅かに人口が減少している、高齢者の割合が高くなっているなどからも個人などで保有していた森林が管理されずに放置されることも少なくありません。定期的な伐採および植林を繰り返すことが森林の維持管理に繋がりますが、手を付けることができなくなった場所も多いといいます。尚、宮崎県日向市では緑の循環と称する認証制度を推進し、持続可能な森林経営や適切な管理が行われている森林に対して、独立した第三者機関がそれを評価・認証する制度を導入しています。

 

宮崎県日向市の森林の総面積は2038.99ヘクタールに及ぶといわれており、高齢化などにより持続可能な適正な管理が求められているのが現況です。管理が行われていない森林は木材市場に悪影響を与える要素でもあり、平成24年12月に森林認証の取得申請を行って翌年の平成25年3月28日に認証が行われたのです。ちなみに、認証森林で生産された木材は、生産・流通・加工を担う認証事業体がSGECのロゴマークを付与し消費者に届けられる、森林の公益的機能の向上および地球温暖化対策など、社会的に認知して貰えるなどの利点を持ちます。

 

 
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