宮崎県西都市の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

宮崎県西都市は、県のほぼ中央に位置する人口約29,000人(2019年6月時点)の市で、日本最大級の西都原古墳群がある場所です。当エリアは宮崎県の中では6番目に面積が広いといわれていますが、市域の東側に住宅地が広がり他のエリアは山地が広がっているなど、市域の7割が山岳地帯です。北西から南東に向かい一ツ瀬川が流れており、上流部は無数の小川が渓谷を形成、これらが集まり九州最大の貯水量を持つといわれている一ツ瀬ダム(米良湖)を形成しています。一ツ瀬川の下流域は宮崎平野が広がる地域で、農業や畜産業が盛んですが約7割の山岳地帯を持つことからも林業も盛んな地域です。

 

宮崎県西都市の木材市場の現況は、林業を経営している企業の情報の中で見ることができます。雇えば、西都山林と呼ぶ場所は西都市大字上揚にある森林で、スギや43%・ヒノキが17%・その他の広葉樹林が40%の林分構成です。総面積は246ヘクタールで林業道は7,170m、生産目標はスギが長伐期の大径材や一般材、ヒノキが一般材で広葉樹は用材としての利用使途を持ちます。尚、宮崎県西都市の面積は43,856ヘクタールあり、森林の面積は33,913ヘクタールで森林の面積の割合としては約77%です。森林の面積の割合は国有林が11,393ヘクタール、民有林は22,520ヘクタールで、国有林の割合は約26%です。

 

国有林は宮崎県のほぼ中央を流れる一ツ瀬川・小丸川・名貫川の中流域にあり、スギやヒノキなどの針葉樹やカシ類・シイ類などの広葉樹が主体となる森林地帯にあります。掃部岳・国見山・尾鈴山などの山岳地帯からなる急峻な地形にあり、古くから木材生産や炭焼きなどが盛んに行われて来た場所です。そのため、宮崎県西都市は林業や木材産業などの木材市場への依存度が高いエリアでもあるのです。ただ、掃部岳周辺には宮崎県自然環境保全地域特別地区、尾鈴山系一帯の尾鈴県立自然公園などは自然保護が行われている場所になります。

 

 
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