宮崎県東臼杵郡の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

宮崎県東臼杵郡は宮城県東部に位置し、門川町・諸塚村・椎葉村・美郷町の2つの町と2つの村からなる、人口26000超えの郡部になります。門川町は宮崎県東臼杵郡東部に位置し、日向灘に面しているため、漁業や水産加工業が盛んです。
これに対して諸塚村・椎葉村・美郷町はいずれも内陸部に位置しており、農業や林業が従来より発展を遂げてきました。
美郷町は九州山地に位置しており急峻な山並みに覆われており、村の全面積の90%以上を山林が占めています。
宮崎県東臼杵郡椎葉村は、九州山地中央に位置し、村としては全国第5位の面積を有します。村の全エリアが1000メートルから1700メートル級の急峻な山並みに囲まれ、北西部には国見岳を臨みます。山並みの合間には行くえもの谷が広がり、その間をぬうようにしていくつもの小川の清流が流れているのを目の当たりにすることが出来ます。このように非常に急峻な地形ですが、それは逆に言えばスギやヒノキなどの生育に有用な日当たりのよさと、水はけの良いコンディションを意味しています。そして宮崎県東臼杵郡の中でも林業がもっとも盛んに営まれているのが諸塚村です。諸塚村の林道の密度は日本第1位の高さとも言われており、九州山地に抱かれる平地が少ないとの、地形状の特性を踏まえ、古くよりスギやヒノキなどの人工林の比率が高い、と言う特徴を持っています。そのため植林後成長したら、伐採し材木として利用する一方で、次世代に承継するために植林をするというサイクルが繰り返されてきています。しかし同じ樹種を植えるだけでは自然のバランスを崩すことになるので、持続可能な林業を展開するため、針葉樹だけでなく広葉樹も3割程度植林することに取組んできました。
宮崎県東臼杵郡は九州山地よ/と地理的に重なるため、林業は古くから主要な産業の一種です。とりわけ諸塚村や椎葉村などではかねてより良質な木材の産地として知られ、木材市場の現況も国産材への需要の高まりなどの追い風を受けて、盛況を呈しています。

 

 
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