鹿児島県鹿屋市の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

鹿児島県鹿屋市は、鹿児島県東部の大隅半島中心部に位置する自治体で総土地面積が44,833haのうち、森林面積は22,834haを占めています。約半数が森林で占められている特徴が見られ、スギ・ヒノキを中心にした人工林が多く、間伐を順次実施することが課題になっている自治体です。
人工林に関しては9齢級以下が大半を占める現況からも、定期的な保育及び間伐等を行うことが必要で、その取り組みを実施するための人材育成、機械化、林道の確保なども課題になっております。市内での林業に従事する企業に関しては、零細企業が多い実態が存在し、大規模な取引を行うことができる木材市場を形成するほどの事業規模と事業者数が存在しないのも特徴的です。
一方では国内の各地で見ることができる木材市場における需要の低下、林業事業の採算の悪化等が叫ばれている事情も存在し、鹿児島県鹿屋市の自治体においても木材の有効活用のため、森林整備計画を必要としているのも現況になっています。鹿児島県鹿屋市の木材市場の流通にも貢献する林産物に関係する施設については、柱材中心の製材市場が1箇所、原木市場1箇所、製材所が14箇所が令和元年でも存在します。
市内の公共施設の建設でも、市内の木材を利用推進する一方、一般住宅での利用を図り木材需要の拡充をする取り組みの実施がされる予定です。他にも鹿児島県鹿屋市はシイタケが特産品であることから、その原木を必要としたり、他にも木材チップなどの燃料向けの需要も見られます。
そのため多面的な木材の有効活用を検討しており、今後も市内での木材需要を高める施策を行う必要があります。また森林の活用に関しても森林が持つ自然環境でのレクレーション施設があり、鹿児島県鹿屋市内には福師岳ふれあいの森・野牟田ふれあいの森・大塚山青少年の森の三つの施設が見られます。
これらの施設を現状維持で管理を行うことで地域住民の憩いの場として提供し、各種イベント・森林教育の学習の場での活用も行われています。

 

 
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