鹿児島県霧島市の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

鹿児島県霧島市は、県でも中央部に存在するエリアで鹿児島市に次いで2番目に人口が多い都市です。なお市の面積は約6万haですが、そのうち林野広がる面積は約4万haで林野率も約67%になっており、他の地域と比較しても高めになります。
ちなみに県全体が63%となるため、鹿児島県霧島市では林野が面積に占める割合が高いのも明らかです。もっとも鹿児島県霧島市では民有林の割合が81%になりますが、スギ・ヒノキを中心にする人工林の占める割合も県平均よりも高めの状況になっています。
特に人が手にかける必要がある人工林は、約22,800haとなり、周辺の自治体の中でも鹿児島県霧島市は一番面積が多いのが特徴的です。木材市場にも影響を与える要素には林分の高齢級化があり、それにより資源の充実化が伴っているため、成熟された木材を利用推進することが課題になっています。
樹木が活き活き育つようにするための間伐を定期的に行うことも課題で、しかも伐採した木材を利用して行う利用間伐に対する需要が存在します。実際には鹿児島県霧島市では、市公共建築物等木材利用促進方針が打ち出されており、公共建築物では木材を多用するように推進しています。
そのため木材市場でも市場規模を拡充する要素も存在し、民間住宅などでも需要の拡大についても期待されます。こうした動き中で市内でも木材を利用した素材性産業の拠点も見られますが、令和元年の現況によると21の素材生産業者数が立地しています。
周辺の自治体でも同じように素材生産業者は見られますが、半数以上が鹿児島県霧島市に集中しております。鹿児島県霧島市の木材加工場の数に関しても22.5kwが3事業所、37.5kwが1事業所、75.0kwや150.0kwが共に2事業所ずつになっております。
他に300.0kw以上の大規模な工場も1事業所存在し、市内で現況では9つの加工場が存在し、近隣の自治体よりも数が多いです。そのため鹿児島県内での木材市場の中でも貴重な供給源を担い、また人口の増加による都市化での需要増も見込まれます。

 

 
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