鹿児島県いちき串木野市の木材市場の現況(令和元年 2019)

鹿児島県いちき串木野市は人口がおよそ3万人の市で、2005年10月に串木野市と日置郡市来町が合併していちき串木野市となりました。海に隣接していることから、漁業が盛んな産業となっています。串木野漁港の他に羽島漁港や土川漁港、市来漁港や戸崎漁港といった5ヶ所の漁港があるのです。中央部に位置している最も大きい串木野漁港は、遠洋漁業の基点となっており、マグロの水揚げが多いことでその名を知られています。
数多くの漁港があることから漁業だけが盛んな産業かというと、決してそのようなことはありません。鹿児島県が存在している九州地方は年間にたくさんの台風がやって来るため、道路や家屋の改修が必要となっています。改修を行うためには建設業が必要不可欠な存在であり、資材としてたくさんの木材が求められるのです。その結果、木材市場も必然的に盛んとなります。
いちき串木野市がある鹿児島県の木材市場の現況は、特にスギやヒノキが数多く伐採されています。伐採後そのままでは流通することができないため、木材加工業も盛んとなっているのです。しかしながら、人材が都会へと流れてしまうのが現状であり、高い技術力を必要とする木材加工業に就く人材が少なくなっているのが大きな悩みの種となっています。優れた人材を確保することが困難であり、今後さらに人材が減っていくのではないかと懸念されているのが現実といえます。
いちき串木野市からすると漁業と同じくらい木材市場も重要な産業となっているため、どうにかして働き手を確保することが重要課題として考えられています。道路の改修や家屋の修繕の資材として木材は必要不可欠であり、市の産業を活性化するためにもさらなる木材市場の発展が望まれるのです。その望みを望みのままで終わらせず、しっかりと実現させるためにも現在の働き手たちが協力をし合いながら、次の世代へと自分たちが持っている技術を継承していこうと努力しています。

 

トップへ戻る