鹿児島県南九州市の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

鹿児島県南九州市は、薩摩半島の南部に広がる地域で南薩地域として特産品であるお茶で発展しているエリアです。南九州市の総面積に関しては35,785haに対して森林面積は18,945haとなり、近隣の枕崎市・指宿市・南さつま市と比較しても一番多い森林の面積を擁します。
ただ面積に対しての森林率に関しては51.8%となりますが、近隣と比較しても割合は少ないです。森林に関しては国有林と民有林に分かれますが、民有林率が92.2%となります。
南薩地域は総体的にも民有林率が高い傾向が見られますが、鹿児島県南九州市でも同じ傾向を見ることができます。森林を構成する樹木は、ほとんどがスギ・ヒノキで占められ、他にもマツなども見ることも可能です。
市内の森林は保育・保全を必要とする森林数が多いのが特徴的で、そのため補助事業などを推進し、森林整備に尽力を行っています。鹿児島県南九州市では、間伐を重点に取り組みを実施し2,293haを計画実施する予定で、令和元年現在においても計画を推進しております。
木材市場では流通する過程においては、林業労働力がカギを握ることになりますが、鹿児島県南九州市では認定林業事業体数が2つ存在し、南薩地方では一番多くなっています。林業に携わる労働者数も、南薩地方では一番多い傾向が見られます。
さらには木材加工工場数も鹿児島県南九州市では見ることができ、現況では150kw未満が6事業所で150kw以上が2事業所が存在します。合計で8事業所になり、南薩地方では一番多くの加工工場数になります。他にもチップ専用工場が1事業所存在するため、南薩地方の木材市場で中心的な役割を担う都市が鹿児島県南九州市です。
南九州市川辺町には(株)南薩木材加工センターが立地され、そこで販売されているのは一般製材・畜産用敷料・乾燥材・内外装用加工板などとなります。同じくかごしま森林組合丸棒加工施設も立地され、そこでの販売品目は丸棒製品・木製品(プランター・机・いす等)などを扱っています。

 

 
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