鹿児島県知名町の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

鹿児島県知名町は沖永良部島にあり大島郡に属しています。沖永良部島は奄美群島の南西部に位置しており九州本島からは南に約552km、沖縄本島からは北に約60kmの場所にあります。島には和泊町と知名町の2町が存在し、人口は13000人ほどです。鹿児島県知名町には約7000人ほどの人々が暮らしています。
沖永良部島は南北に伸びた琉球海溝の西側にある南西諸島に属します。東西方向に細長く柄杓のような形をしている点に特徴があります。島の西部は大山を中心に円形状となっています。隆起サンゴ礁の島なので、ほとんどが裾礁型のサンゴ礁起源石灰岩で覆われているのが特徴です。西部の大山は標高が240mほどあり、山を中心として知名町が存在します。段丘地形となっており石灰岩の広い分布が見られます。島の地下には多数の鍾乳洞も存在します。昇竜洞は規模も大きく一般公開もされています。観光客も多く訪れる場所です。島の周辺はサンゴの群生地などが多くダイビングポイントとなっており、島外からダイバーたちが訪れています。沖永良部島はウミガメの産卵場所なので、海中だけでなく海岸からもウミガメを見ることができます。冬になるとザトウクジラが見られることもあります。
島は亜熱帯性の気候となっており年間の平均気温は22度です。沖縄本島と同じく、奄美群島の中では冬でも比較的温暖です。島内にはガジュマルやアダンのような南国風の樹木が茂っています。
沖永良部島は農業や食品加工業、酒造業などが盛んなため以前はあまり観光客の誘致が行われていませんでした。そのため隣の与論島などと比較して知名度は高くありませんが、近年ではケイビングを目的とした観光客も増えているのが現況です。比較的産業や経済の状況が好調なので、木材市場も安定しています。島内ではパッションフルーツやマンゴーなどの栽培が行われ、国内で流通するキクラゲのほとんどが沖永良部島産です。今後も経済は好調な状態が維持されると考えられており、木材市場も安定した状況が続くと考えられます。

 

 
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