クダッ(マレーシア)の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

マレーシアのクダッは、州都から約190kmの場所にある町です。
州はマレーシア国内で高度な自治権を持ち、州の大半がジャングルに覆われています。
マレーシア全国土の約2割を占め、560キロメートルにも及ぶ州最長の川の上流域は森林に覆われています。
近年は森林開発が進み、クダッの木材市場の現況も安定した状態です。
地元では多くの人が森林産物採集に従事しています。
大規模な伐採が始まったのは1950年代ですが、伐採が始まった理由は川の周辺が比較的平坦だったからです。
川があると木材の搬出にも便利なので、徐々に伐採のエリアが広がっていきます。
州の林業局は、1989年からドイツの技術協力公社と一緒に森林管理に関するプロジェクトをスタートさせます。
林業局は、1997年にD保存林で森林管理協議会による森林管理認証を取得します。
森林管理認証を取得した後は、厳格に管理を行っています。
マレーシアの3つの地域では、それぞれ合法性の検証システムがあります。
検証システムではマレーシアの木材認証協議会が中心的な役割を担っています。
木材認定証協議会が出すFM認証を持っていれば、MTCCに定められる基準や指標に準拠していることが証明できます。
CoC認証があれば、製品に使われている原材料の多くがMTCC認証された森林由来であることが保証されます。
CoC認証は木材加工業界の認証で、2つのシステムがあります。
ひとつは物理的な分離システムで、もうひとつは最低平均割合システムです。
マレーシアには合成検証システムがMTCC以外にもあります。
ひとつはFSCで、FSCに認定されたマレーシアの森林は2つです。
もうひとつの検証システムはPEFC森林認証プログラムになります。
日本ではマレーシア産の木材を大量に消費していることもあり、林野庁のサイトでは合法伐採木材などに関する情報を掲載しています。
合法性保証や確認システムについても詳細な説明があります。

 

 
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