テロックインタン(マレーシア)の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

マレーシアの北部、タイとの国境にも面してるペラ州にあるのがテロックインタンです。
テロックインタンはペラ州で3番目に大きい街で、推定人口は約11万人です。
1882年から1892年まではトゥルッ・アンソンとも呼ばれていて、いまでもトゥルッ・インタンと表記されることがあります。
街の名前の意味は、マレー語で入り江とダイヤモンです。
入り江を意味するテロックが名前に入っているとおり、テロックインタンは海に面した港町になります。
ペラ州の州都であるイポーはスズ鉱山で発展したため、テロックインタンからスズが国外に輸出され賑わっていました。
かつてはテロックインタンにある木材市場から、スズと同じように木材も輸出されていたかもしれません。
テロックインタンの現況は、経済発展が進むマレーシアの中でもあまりよくありません。
ペラ州はスズ鉱山で栄えましたが、生産量が低下し産業構造の転換も上手くいっていないため、国内での地位は低下しています。
その影響はスズの積み出しでも栄えたテロックインタンにも影響は及んでおり、かつてはマレー鉄道の駅があったものの現在では廃止されているほどです。
そのためクアラルンプールからのアクセスも悪く、バスで3時間もかかります。
現在のテロックインタンの木材市場に関する情報は不足しており、現地ではどのような状況かわかりません。
しかし産業構造の転換も上手くいかず国内での地位も低下しているとなると、経済的にも余裕があるとは言えないでしょう。
木材市場で取引が盛んになるためには木材需要が高まる必要があるので、地元経済が賑わっていないと市場にも悪影響が広がっていきます。
ですから木材市場の現況は良いものと言い切ることができず、見通しも悪いと考えられます。
ですがマレーシアという国は経済発展を続けているので、今後の状況次第で現況も大きく変わっていく可能性があると考えられるので、大きなきっかけが欲しいところです。

 

 
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