クアラトレンガヌ(マレーシア)の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

クアラトレンガヌは、マレー半島の東岸にあるトレンガヌ州の州都です。
南シナ海に面したトレンガヌ川の河口にある街で、地元に人々はマレーの心のふるさと呼ばれるほど親しまれています。
クアラトレンガヌは15世紀頃からマレー半島と中国の間で貿易が開始され、中国人も多く住み着きました。
その名残は現在もクアラトレンガヌに残っており、約200年ほど前の建物が中華街が今でも市内にはあります。
マラッカ王国がクアラトレンガヌを占拠してからは、中国の影響も少なくなり貿易拠点もマラッカに移っていきます。
古くから中国人を始めさまざまな国の人々が住んでいたクアラトレンガヌには、日本人が住んでいた時期もありました。
戦前は日本人も多く住み着いていて、現在でも当時の看板が残されています。
街の誕生からその後は貿易拠点となり成立していたクアラトレンガヌが、現在では食品加工や衣料品製造などが主要な産業です。
また観光業も盛んで、近隣にあるレダン島・プルフンティアン島・カパス島に向かうダイバーの連絡地としても栄えています。
昔はさまざまな品物を運ぶ拠点として発展していましたが、現在は近隣のダイビングスポットへ人を運ぶ中継地点になり栄えているわけです。
かつては貿易拠点として発展した街ですかから、クアラトレンガヌから木材も運ばれていたことでしょう。
トレンガヌ川の上流で林業が盛んなら、川を下った原木を海外に輸出していたかもしれません。
もし周辺で伐採された木材が集まる街なら、木材市場も当然ながらあったでしょう。
トレンガヌ州は農業と漁業が主要な産業なので木材市場があっても、現況の主要な産業を考えると活発ではないかもしれません。
しかし15世紀頃から貿易で栄えてきた街なら取引も頻繁に行われていて、かつては活発だったでしょう。
現在は林業は主要な産業ではありませんが、マレーの心のふるさとと呼ばれ現在は観光地としても人気なのが穏やかなクアラトレンガヌです。

 

 
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