プトラジャヤ(マレーシア)の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

プトラジャヤはマレーシア行政府の新首都として開発が進められている連邦直轄領といいますが、マレーシア政府が直接統治を行う地域のことを連邦直轄領と呼びます。2019年時点での連邦直轄領はプトラジャヤ・クアラルンプール・ラブアンの3地域で、地位としては他の13の州と同等です。

 

マレーシア中央エリアには、活性を感じさせてくれる都会の情景や様々なシンボル的ランドマークを持ちます。連邦直轄領クアラルンプールやセランゴール州、連邦直轄領プトラジャヤで構成されるのがマレーシア中央地域で、最先端のインフラ設備をはじめ、世界トップクラスの建築物や国際的な評価がある貿易や金融の中心などの特徴を持ちます。

 

ちなみに、プトラジャヤは2001年2月1日にスランゴール州から分離したエリアですが、クアラルンプールも1974年2月1日にスランゴール州から分離して発足した自治体です。当エリアの木材市場の現況ですが、2016年5月12日に開催されたワークショップは、マレーシアのプトラジャヤで税関当局を支援するための木材貿易ガイドラインの開発することを目的としたものです。このワークショップでは、マレーシアプランテーション事業・商品省・マレーシア木材産業局・税関およびトラフィックなどの共同で、2か年事業計画として勧められたものです。

 

木材は推定年間売上高が300億ドルを超える規模を持つ、世界的に取引される産業の中でも最も貴重な天然資源商品といいます。マレーシアだけでも5億4,600万ドルの木材や木材製品を輸出しているといわれているのですが、その輸出先の多くは日本やアメリカです。ただ、違法貿易も行われており、違法伐採や加工などにより持続可能となり得る森林経営への課題がある、違法貿易の割合は世界全体の木材貿易の1割〜3割など高い割合になっているのです。尚、このワークショップは違法伐採に対処し、木材貿易を監視するための税関能力の育成強化を目指したもので、日本およびアメリカ政府の資金提供も受けています。

 

 
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