イポー(マレーシア)の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

ペラ州の州都でもあるイポーは、首都のクアラルンプールから高速道路で北に約200kmの地点にある街です。
マレーシア国内でも最大級の規模を誇る都市の一つで、かつてはスズ鉱山で栄えました。
イポーが現在のように巨大な都市になり始めたのは、20世紀に入ってからイギリスのスズ鉱業会社が進出を始めてからです。
世界各国から事務所が開設され、1920年代から30年代にかけては飛躍的な発展を遂げます。
1941年12月には日本軍に占領され、ペラ州の州都となりイギリス軍がマラヤを解放した後もそのままになり現在に至ります。
第二次世界大戦後も遊園地や映画館が作られるなど発展を続けますが、1970年代に入ると世界のスズ価格は下落し成長を支えてきたスズ鉱山も閉鎖されました。
その後はクアラルンプールやシンガポールへ若者が流出して、衰退の一途を辿っていきます。
こうした現況を変えるため、イポーの待ちでは積極的な再開発が行われています。
積極的な再開発により、イポーの木材市場も賑わっていると考えられるでしょう。
再開発に伴いビルや住宅の建設が増えれば自然と木材の需要も高まり、原木を取引する木材市場にも好影響が及びます。
1920年代からの発展時にも同じように木材市場は活発だったと考えられ、その後の衰退により賑わいは失われたと考えられます。
しかし都市を再生するため行政が再開発を行えば、イポーの市内には次々とビルや住宅が建てられるでしょう。
再開発を行うたびに郊外へ規模が広がり続けているので、その大きさは良くわかります。
現況については不明なところもありますが、再開発が行われているなら木材市場は需要に応えるために活発な取引が行われていて、市日には多くの人が訪れているはずです。
木材市場から出荷された木材を使い再開発が進めば、住んだ街とも言われるイポーも復活するかもしれません。
やがてはかつての影響を取り戻し、若者も多く住む街に戻っていくでしょう。

 

 
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