タリン(エストニア)の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

タリンは、バルト海に面するエストニアの首都です。
エストニアは古くから林業が盛んな国で、現在でも輸出品目の上位には木材や製紙があります。
そのためタリンの木材市場の現況も比較的良く、賑わいがあると思われます。
しかし近年でのエストニアで力を入れられているのは、観光業とITです。
タリンには中世ヨーロッパの街並みがそのまま残されており、下町のローワータウンと山の手のトームペアからなる旧市街は、世界遺産にも指定され世界各国から観光客が訪れています。
教会や城壁などの旧市街にある歴史的な建造物の他にもさまざまな観光スポットがあり、日本人で行ってみたいと思う人も多い国です。
タリンはバルト海のシリコンバレーと呼ばれるほどIT産業に力を入れており、実際にシリコンバレーのあるアメリカ・カリフォルニア州のロスガトスとも姉妹都市の関係にあります。
日本人にも馴染み深いビデオ通話のソフトが生まれたのもタリンで、国を挙げてIT産業に力を入れています。
そのため観光客だけではなく世界中から有望なIT技術者も集まっていて、今後も大きな期待を背負っている産業です。
国が力を入れているIT産業は、木材市場にも影響を及ぼしています。
エストニアでは林業を効率化するために、IT技術を次々と導入しました。
その結果エストニアの林業は生産性が高く、それがタリンの木材市場にも好影響をもたらしています。
日本の木材市場の現況は非常に悪く、林業も衰退の危機を迎えています。
しかしエストニアのようにITを積極的に導入すれば、林業は効率化され木材市場の現況も大きく変わるでしょう。
簡単にITを導入できるものではありませんが、衰退の諸問題を解決するためには必須です。
エストニアは国の規模としてはそれほど大きくありませんが、観光業やIT産業によって経済活動は活発です。
首都のタリンにもITエンジニアや観光客で賑わいがあり、それが木材市場の現況にも繋がっていると考えられます。

 

 
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