長崎県時津町の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

長崎県時津町は、長崎県の南部に位置する人口約30,000人(2019年6月時点)の町です。時津町は西彼杵郡に属する町で、西彼杵郡は当エリアの他に人口約42,000人(2019年6月時点)の長与町も含まれます。2010年以降は著しい人口の増減がなくほぼ横ばい傾向を持ち、長崎県の中でも定着率が比較的高い町といえましょう。町域の東側や北側は大村湾に面しており、西彼杵半島の南東部にある町です。そのため、漁業が盛んなイメージがあるかと思われますが、西彼杵半島エリアでは珍しく、農業や漁業よりも工業や商業が盛んなエリアです。木材市場の現況においても、モノ作りが盛んな街などからも利用率が高い、木材市場は活性化されているといっても過言ではないのです。

 

農業・林業・漁業などの第一次産業の割合は、1970年頃には21.1%でしたが2009年頃には3.3%まで減少しており、モノ作りでもある第三次産業においては2008年時点で72.9%、この割合は長崎県の中ではトップクラスの数値です。ちなみに、2018年に森林の仕事ガイダンスと呼ぶイベントが長崎県時津町で開催されたのですが、このイベントは林業に就職するための流れ・仕事内容・生活や暮らしなどを紹介する説明・相談会です。参加対象になっているのは、森林や林業に関心を持つ人や林業の企業で働きたいと考えている人など、行政が森林を守る目的このようなイベントも行われているわけです。

 

尚、長崎県時津町の総土地面積は2,094ヘクタール、内訳は林野面積790ヘクタール・耕地面積203ヘクタール、総土地面積の約38%が林野であり、町域の西側などに森林が広がっています。長崎県の森林面積は243千ヘクタールといわれているのですが、これは長崎県の約6割の面積でヒノキやスギなどの良質な木材を得ることができるとしています。特にヒノキ林が多いなどから長崎県のヒノキ材を長崎ヒノキとして県内外にアピールする働きが行われているようです。

 

 
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