長崎県東彼杵郡の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

長崎県東彼杵郡は長崎県の中央部にある郡です。人口35,000人を突破しており、長崎県にある郡の中では比較的規模が大きいことでも知られています。しかしながら、昨今では人口減少の時代を迎えています。最も多かったころに比べると明らかに人口減少の傾向がみられ、それに伴って産業にも変化が生まれている部分もあります。その中でも特に顕著なのが林業です。郡内で林業に従事する方の人口は減り続けており、廃業に追い込まれた事業所も存在します。その結果、木材の供給量は大幅に減少しました。しかし、一方で人口減少によって木材需要自体も減っているのでそれほど問題は起こっていません。必要に応じて県外から木材を購入する方もいます。それらを総合的に判断すると長崎県東彼杵郡の木材市場は非常に落ち着いているでしょう。良くも悪くも波がなく、需要も供給もそれほどありません。県外から新しく販売をしようとするのであれば、非常に難しい選択を迫られることになります。それゆえに特別な理由がないかぎりは、ここを販売先に選ぶ必然性は少ないかもしれません。今後も人口が減っていくと見られており、現況では厳しいと言えるでしょう。

 

ただ、一つ留意しておくべきポイントもあります。それは木造家屋の老朽化です。そのままでは危険な状態になってしまうこともあるので、建て替えやリフォームなどが実施される可能性があります。その際には木材市場が一時的に盛り上がるかもしれません。ところが、それも一時的なものであり、恒久的に木材市場がにぎわうことは今のところないと言えるでしょう。長崎県東彼杵郡自体もいくつかの産業で成り立っており、林業がなくなったからと言って経済的に打撃を受けているとは言い難い状態です。様々な経済政策を行い、経済を盛り上げようという動きもあります。その動きが今後木材市場にどういった影響を与えるのかは、今のところ分かりませんが注視されている分野の1つです。

 

 
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