長崎県川棚町の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

長崎県川棚町は東彼杵郡に属する町で、長崎県の中央に位置しています。東彼杵郡は東彼杵町・川棚町・波佐見町の3つの町で構成されている群で、長崎県川棚町は3つの町の中で2番目に人口が多いエリアです。長崎県川棚町の人口は、2019年6月時点で約13,600人、2000年以降は年々僅かに減少しています。また、高齢者の割合も増えており当エリアの産業でもある農業や漁業など高齢者が増えることで後継ぎがいないと継承できないなどの諸問題を抱えているケースも少なくありません。

 

長崎県川棚町は、東側が山岳地帯で西側も山地が広がり南側は大村湾に面しています。また、当エリアは大浦湾に突き出すような形をしている大崎半島も含まれる場所で、ここは大崎自然公園がある場所です。有数の森林を持つことからも林業も盛んに行われていますが、当エリアにおける木材市場の現況はどのようになっているのか、高齢化が進んでいることからも気になる部分ではないでしょうか。

 

木材市場の現況は従来と比べると低迷しているといわれているのですが、これを回避する目的で長崎県川棚町では新たな森林の恵みを活用するための支援事業費の補助金を支給しています。市が行う支援事業費は特用林産物の生産モデル的に取り組み団体に対して、取り組みに必要な経費の一部を支援するもので上限は50万円としています。具体的には長崎県内で森林資源を活用した特用林産物の生産の枠組みを拡大し、中山間地域・離島の所得を向上させる、地域の活性化を図ることを目的にしているものです。ちなみに、特用林産物は森林から生産される木材以外の産物の総称です。

 

尚、長崎県川棚町の林野面積は、総面積が2,124ヘクタールに対し、国有林は僅か1ヘクタール、残りはすべてが民有林で、公有林が229ヘクタール、私有林が1,894ヘクタールなどからも個人所有の森林の割合が非常に高くなっています。それ故に高齢化は木材市場へのダメージを与える要因として様々な取り組みが行われているようです。

 

 
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