長崎県佐世保市の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

長崎県佐世保市は、県北部の中心都市です。
人口は長崎市に次いで多く、九州でも9番目と比較的大きな都市です。
造船で有名ですが、西海国立公園に指定されている九十九島など自然にも恵まれています。
1年を通して気温は高く、高温多湿で降水量が多い都市でもあります。
長崎県佐世保市は全国的にみると森林面積は比較的低いですが、森林と都市部には深い関係があります。
森林面積のうち民有林のヒノキやスギの人工林率は約35%です。
長崎県佐世保市では、活力のある農林業をサポートするために様々な事業を行っています。
良質な木を育てるには森林の管理が重要になります。
効率的な森林管理を行うために、林道の舗装事業を継続中です。
林業の機能を向上させ、環境の整備と維持補修費の軽減を図ります。
長崎県佐世保市では、都市と農村が共生できる地域づくりを行っています。
森林が持っている多面的な機能を向上させ維持します。
市内にある民有林の森林整備に対しては、助成を行っています。
様々なサポートがあるおかげで、長崎佐世保市の木材市場の現況は安定した状態です。
私有林の間伐材木は処分されていましたが、搬出機械の導入や道路網の広がりによって有効利用ができています。
間伐材加工所が設置されたことで、板材や丸太などの素材も活用されます。
フラワーポットや椅子などに加工された間伐材は、各種イベント時に貸し出しを行っています。
長崎県では戦後にヒノキの植栽をスタートしたため、現在では多くのヒノキ材が育ちつつあります。
ヒノキは日本人に長く愛されている木材のひとつです。
長崎県の森林組合連合会では、県下にある10の森林組合と協力して長崎県の良質なヒノキ材を県内外にアピールしています。
海の玄関口でもある長崎県は、昔から中国や韓国と交易を行ってきた歴史があります。
現在でも地の利を生かしてヒノキやスギなどの木材を中国や韓国に輸出しています。
特にヒノキは海外でも高い評価を受けているので、今後の輸出量の増加が期待されます。

 

 
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