長崎県平戸市の木材市場の現況(令和元年 2019)

 

長崎県平戸市は長崎県最西端の市で、中心となっている平戸地区は鎖国前には国際貿易港だったことが広く知られています。
豊かな自然環境に恵まれた観光保養都市でもあり、年間170万人を超える多くの観光客が訪れます。
木材市場の現況は関係者の努力もあり安定しています。
森林面積12800haのうち人工林の4000haを中心に、様々な活動を行っているのが平戸市森林組合です。
森林資源の整備を行い有効に活用することで、地域の発展と活性化に貢献しています。
林業では公有林や組合員所有林、人工林を中心に様々な森林事業を展開します。
林産品の販売や緑の雇用事業、指導事業なども行っています。
長崎県の森林面積は県土の6割を占めるほど広大です。
森林の約9割は民有林で、その約4割が人工林になります。
人工林というのは、人間が自ら木の苗を手で植えて育ててきた森林のことを指します。
人工林ではヒノキが最も多く、2番目がスギになります。
ヒノキは昔から日本人に愛されてきた木で、色調が良く加工性に優れています。
木材の腐敗菌やシロアリに対する耐久性にも優れているため、昔から神社仏閣や家屋などの建築に利用されます。
木肌は美しいツヤがあり、独特の香りを楽しむことができます。
日本人が好む木材の香りのひとつがヒノキの香りです。
ヒノキは耐久性に優れているため、家の各部分に使われます。
特に柱や土台に使われることが多いです。
ヒノキ風呂は現在でも人気があります。
スギは身近な素材で価格が安価です。
成長が早いため戦後は日本各地でスギの植林が行われます。
木肌は柔らかく、加工しやすいという利点があります。
長崎県で産出された木材は日本各地で愛用されていますが、海外にも輸出されます。
長崎県は海の玄関口の側面があり、古くから中国や韓国と交易を行ってきた歴史があります。
地の利を生かし、現在も中国やかの国ヒノキやスギを輸出しています。
質が良い長崎のヒノキは、海外でも人気が高いです。

 

 
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