洛陽市(中国)の木材市場の現況(2019)

洛陽市は、2016年時点の人口が662万にもなる大都市です。市区の人口だけで、2015年の時点で216万人にもなっていました。その住宅需要だけでも相当なものとなりますから、木材市場の動向は常に注目されています。歴史にもよく登場する洛陽市には数々の世界遺産があり、観光地としても有名です。現況では特に、洛陽ハイテク産業開発区の発展に目が離せなくなっています。
洛陽ハイテク産業開発区では、シリコンの開発利用や産業機械用軸受などの先進機器装備およびその関連製品の研究開発や製造・販売を主な分野としています。どれも最先端の分野であり、成長が見込めるものです。その建物や職員住宅の需要は続くものと見られ、木材の調達は常に関心事項となります。シリコン電子産業や先端軸受産業はもちろん、漢方を主とした医薬産業にも取り組まれるようになっており、洛陽市は世界から注目されるようになっています。開発区内には、中国ロシア科学技術協力パークや洛陽ソフトウェアパークおよび、交通大学サイエンスパークなども設けられています。
2006年末の時点では、洛陽ハイテク産業開発区には1000社が進出し、そのうちの164社は外資系企業でした。アメリカやカナダ・ドイツ・イギリス・スイス・オーストラリア・日本・韓国・シンガポール・香港および台湾など20か国が投資している有望な場所です。日本の企業の中にも、中国と「洛陽軸承」という合弁事業プロジェクトを進めているところがあります。こうした状態が今後も続けば、建物やその中の家具などの需要はますます高まっていくでしょう。木材は常に必要とされ続け、発展状況によってはその量がかなりなものになる可能性もあります。
木材市場は、建物の建設コストに大きく影響します。歴史ある観光都市からハイテク産業の一大基地になっていく過程で、その変貌のために大量の木材が必要とされ、発展が続くなら今後もその需要は続くことになります。