柳州市(中国)の木材市場の現況(2019)

柳州市は中国の広西チワン族自治区にある地級市になります。このエリアの特徴として森林資源が多く、主に北部と東部と百色の三大森林区に森林が分布しています。森林面積は広西チワン族自治区の森林総面積の46%を占め、林木の蓄積量は70%を占めており、木材の生産量は60%を占めているといわれています。北部森林区は森林資源が一番多く、蓄積量は広西全区の約27%、材木の生産量が約39%を占めているとされています。このエリアは中国でも森林面積が広いとされ、森林面積は1060万6000平方メートル、森林被覆率は約40%となっているため森林被覆率も高いといった状況です。また、林木の品種が多く8000種類もの樹木があり、雲南や広東に次いで全国で3位の規模ともいわれているエリアです。 中国は木材ニーズも高く、世界の天然資源の一大消費国と言われている国です。木材の消費量は増えており、木材市場は拡大しているといった現況があるといえます。さらに、加工産業も発展しており、林産品輸入は世界第2位、産業用丸太の輸入量も多いです。 こうした輸入林産品の原材料はインドネシアやマレーシアといった東南アジア諸国やロシアなどが一定の輸入量を占めているとともに、西洋諸国からの木材輸入量も増加中とかんがえられている現況で、全体的に木材輸入量は拡大しています。こうした木材は多くの部分が建材や住宅部材、家具や合板などに加工され、アメリカ等に輸出されています。こうした中国の木材市場拡大の背景には、中国の経済発展に伴う国内の林産品消費ニーズの増加や、低価格で購入できる中国製の林産品に対する国際的な需要の増加などが挙げられています。同時に、中国国内の木材消費ニーズに対して国内からの供給が追いつかないといったことなども指摘されているのです。この地域は中国では森林面積も広く、森林系の資源も豊富なエリアと考えられますが、国内の木材需要に対する需要を満たすために輸入が行われているといえます。