昆明市(中国)の木材市場の現況(2019)

昆明市は中国雲南省にあって、ベトナム、ラオス、ミャンマーの各国と国境を接しております。また昆明市は雲南省の省都の位置づけにあり、政治や経済、交通を束ねる市として存在感を発揮しています。同時に長い歴史を持った地域という顔も持っているのです。765年に初めて歴史にその名をあらわし、14世紀に明に征服されて城壁都市が築かれてからの今日に至っております。現在の市域人口は600万人超ですが、都市圏人口は約半分の300万人と言われています。民族の内訳では、漢族のほかにイ族や白族など25もの少数民族が昆明市に居住しております。昆明市の東と西と北の三方は山で囲まれており、南は広いテン池に面した高原にあります。海抜約2千mで平均気温は14.5度と穏やかであるのが特徴になっています。古来、「春城」の異称でもって呼ばれることが少なくありません。昆明市で算出する天然資源には、燐や鉄、チタニウム、マグネシウムなどの鉱物資源が豊富に得られます。燐は中国全土の七大燐山の一つに数えられていて、年産46億tが記録されております。産業分野では、冶金、鉄鋼、機械、化学などといった工業が活況を呈しています。昆明市では、大枠として冶金、化学、紡績、食品、電子、建材を軸として工業体系が成立しております。昨今の経済発展に伴ってとりわけ建材の伸びが注目されており、需要が著しく急伸したことから木材市場の現況はかつてないほどの高水準を占めているのです。昆明市では雲南省でも指折りの生産加工能力を備え、全国レベルでも極めて高いポジションにある機械工場も稼働しています。精密機械や電気ケーブル、光学機器などは中国だけでなく海外でも高い知名度を誇っていて、ヨーロッパやアメリカ、日本などに輸出されています。昆明市ではその潤沢な資源を活用してハイテク技術開発区を設けるに至っております。年々、外国からの投資も増加傾向にあってそれは投資ビジネスの分野も拡大してきています。