長春市(中国)の木材市場の現況(2019)

中国吉林省の省都である長春市は、満州国時代は首都が置かれ新京と呼ばれておりました。長春市には、27の国立大学はじめ、中国科学院長春分院、長春光学精密機械研究所、長春応用化学研究所等々100を超える科学研究期間も設立されているなど、先進的な研究学園都市と見られています。当然ながら、人口に占める科学技術人員の割合は中国内においてトップクラスにあることは言うまでもありません。もう一点、長春市を語るうえで忘れてはならないポイントは、大規模な会議や展示会が頻繁に開かれることが多いという点です。北東アジア博覧会や長春映画祭、長春ブックフェア、長春国際モーターショーなど、実に多くのビッグスケールな博覧会や展示会が開かれているのです。中国でも指折りの会議や展示都市と言えましょう。そして、四季それぞれの特徴が明確になっていて、「北国春城」の別称を持つほどになっているのです。長春市は中国東北地域の主要都市の一つであり、また吉林省の首都でもあるところから、ほぼすべての産業が活発に展開されています。製造業では、自動車産業が最大の貢献度を示しております。海外の自動車メーカー、たとえばフォルクスワーゲンやアウディ、トヨタなどとの合弁企業による自動車製造も積極的に行われ、自動車関連産業の企業も数多く業務を行っているのです。長春市内には古くからの老朽化住宅地区が問題化されたことがあって、解体された後に新築住宅が建設される事態が至るところで見られました。その影響で建材需要が活性化し、長春市の木材市場が前例のないほどまで潤いを見せたこともありました。今後も長春市の経済が順調に推移する限りは、市場の活性化は確実化されているというのが現況です。ほかにも長春市の製造業には飲料産業、製薬業、紡績業などがあります。さらに流通サービス産業のジャンルでは、長春欧亜売場はアジア最大のショッピングセンターとして広く知られております。