包頭市(中国)の木材市場の現況(2019)

包頭市は中国の中でもモンゴルに最も近い場所にある地域です。山岳地帯に覆われているので他の都市とは違って林業が盛んですが、都市開発に失敗してゴーストタウン化しています。不動産としての価値はほとんど無く、包頭市では木材市場において消費よりも生産が中心になっているのが現況です。他にも包頭市は鉄鋼業やレアアースの採掘が盛んで、採掘量が今後増えていくと、産業による収益が増えていくことが予想されます。採掘業が盛んになっていくと、人口が増えていき都市開発が再開される可能性も考えられるのです。だから包頭市で木材市場はそれほど盛んではありませんが都市開発が再開された場合は、木材の取引が活発になることが予想されます。中国経済は現在横ばいになっており、数年前ほどの勢いはありませんがアメリカとの貿易摩擦問題が解決し、レアアースの採掘量が増えていけば都市開発が再開されるでしょう。そのため、包頭市の木材市場は必ずしも悲観的に見る必要はありません。ただし、包頭市の人口の殆どはモンゴル人で構成されていて、中国よりもモンゴルの文化を受け継いでいることから北京や南京などに在住している富裕層の転居は期待できないでしょう。あくまでも都市開発を再開するための建築資材としての木材の販売を視野に入れて取引を行うことが有効です。そのためなるべく高価格帯の木材や既成品を大量に販売しないように注意しましょう。以上のことから包頭市に木材を売り込みたい場合は都市開発が再開されることと、中国全体の経済が活性化されていくことが重要です。更に包頭市では木材の消費よりも生産の方が多いので、簡単に海外から輸入した木材の製品を販売することは難しいでしょう。周辺には中国人ではなくモンゴル人が多い点も考慮すべきポイントで、都市部とは違って低所得者層が多いので高級なヒノキやカヤなどの木材は売れないことが多いです。コストパフォーマンスに優れた製品を販売するように心がけましょう。