義烏市(中国)の木材市場の現況(2019)

義烏市は中国の南東の沿海岸に位置する都市で、南京市の南方・浙江省に位置します。杭州市より南に100kmほど内陸部に入った場所にあり、義烏市の地域的な特徴としては中国東部最大の物流拠点になっています。
六区に及ぶ貿易区が広がり、2002年より徐々に区域を拡大しており、現在では様々な日用品が集まる拠点としてます。このように日用品の卸売り市場が市内に広がり、多くの問屋街を形成し、世界的な日用品の取引の中心地としての様相があり世界各国からバイヤーが訪れます。当然に建築資材などで大量に使われる木材を扱う木材市場も広域的に存在します。
日本国内においても中国産の輸入木材を仕入れる場合には、ここを通過することが多く、世界各国から仕入れのためのバイヤーが建築資材を調達するために、この義烏市を訪問することも多いです。2019年度の木材市場の現況に関しては、まずアメリカとの貿易摩擦の影響を受けて、木材市場に限らず影響を受ける懸念が生じる可能性が高く、2018年の水準並みかやや減退する可能性があります。
ただ日米の貿易摩擦の影響がどの程度、影響を及ぼすかについても明確ではない点も存在します。なお日本においては住宅市場の好調に推移しているため、輸入木材の需要が活発化されている傾向も見られます。
中国産の木材の活用も進むため、そういった点でも義烏市は日本にも近い立地にあるため、取引が活発化される可能性が存在します。他にも2019年度に日本国内で消費税増税の影響を受け、住宅建築の駆け込み需要などが起こるため、一時的に義烏市の木材市場でもその影響を受ける場合があります。
木材市場の活発化が盛んになる理由は、それだけでなく日本では東京オリンピックの影響を受けて建築需要が増しています。日本国内で大量の中国木材を利用する必要性が生じていることもあり、距離的に近い義烏市の木材市場が重要になっているのが現況で、今後も日本からの引き合いが多く見られると予測されます。