西寧市(中国)の木材市場の現況(2019)

西寧市は、中華人民共和国の青海省の省都になり、人口は205万人3つの県から構成される都市です。チベット高原の最古の街です。内陸部になりますから沿岸部と違って経済発展からは遅れています。素朴な感じの都市です。チベット族・モンゴル族が多い町で、ステップ気候により標高が高い高原都市です。

 

国内の木材市場の現況では、チベット産木材の入り口として好況に推移しています。チベットは、山岳部も多く木材資源は中国国内では豊富にあるので、都市部への供給地点としての役割を果たしています。中国の木材消費は、年々拡大しており高層住宅のコンクリート壁・打ち放しに内装で家具・床板・木製ドアなど多くの需要があります。中国は木材資源が不足していますが、針葉樹林帯がチベットや四川省などで調達できます。

 

また木材住宅を建設する動きも富裕層には人気があるので国内の木材市場も徐々に開発されてきています。生活習慣はかわっても木の家を好む国民性は変わらず、世界各地の木材を買いあさっているのが現況です。そんな中西寧市の木材市場は別の面で注目を集めています。国内で調達の流れが定着すれば木材市場の重要性は大きくなります。

 

資材を運搬する手間もかからず、輸入で各国のひんしゅくを買うこともありません。最近は世界のかなたにまで中国人のバイヤーがやってくるようになっています。ヨーロッパでは、乱獲を恐れています。チベットはその意味で中国では遅れた地域です。高原における針葉樹林は豊富にあるので西寧市を経由した沿岸部への移動基地の役割を期待されています。日本国内では、マンション販売は内装込みで販売されますが、中国では内装を自分でやる習慣が変わらないと思いますので良質なものが無くなっていくことも考えられます。中国国内でも木材市場の価値を認められているエリアで今後の発展が期待されています。中国の「一帯一路」の流れにおいて西寧はとても重大なポイントになります。