清遠市(中国)の木材市場の現況(2019)

中国の木材市場は、経済の発展による旺盛な住宅建設と都市化、2008年に行われた北京オリンピックや2010年の上海万博開催に伴い、拡大の一途を辿っています。
中国の木材市場の現況として以下のことがあります。中国の従来のマンションは内装まで行わず、スケルトン方式で売買が殆どでしたが、現在は内装の高水準化が進められ、内装材料として木材の利用が拡大するようになりました。又、中国の多くの家具メーカーは現場で採寸を行い、工場でぴったりの内容、サイズに加工した家具を据え付けるという業務も行っており、家具製造向けの木材需要も高まっています。ここの所中国の家具輸出は世界一で、1998年の20憶ドルから2004年には約100憶ドルになっている事もその木材市場の活性化を物語っています。
その反面で環境問題から伐採削減の政策が取られ、国産材の供給量が減少した事から自給率が低下し、木材の輸入大国となっています。森林国家である日本にとって、中国との木材市場関係はまさに持ちつ持たれつの関係です。日本で多く採取できる木材を中国に輸出し、中国で家具や建設に用いる材料として加工され、それを日本が輸入するといった事が実際に言えます。この輸出活況を支えているのは紛れもなく中国です。
日本の木材輸出振興協会は、高所得の中国沿海部では、日本風の木造建築が増えつつあると分析しています。日本は第二次世界大戦以降計画的に造林し、中国の旺盛な木材需要に応えられる共有力を有しているので、この木材市場での関係が良好に互いの国の発展に貢献し合える仕組みが出来ています。
中国の広東省に位置する地級市である清遠市は自然豊かで、観光地としても有名なスポットですが、経済的にも発展の主戦場です。工業団地の建設の向上、工業都市の発展を計画し、現在も木材を多く利用した設計の建築が各地でなされています。中国の木材市場の要にもなっている清遠市の経済成長は今まさに新たな発展を遂げようとしています。